今発売中の月刊!スピリッツ6月号にて、きまじめ姫と文房具王子、連載しております。第二話です。
前回の続きで万年筆のお話になります。
6月号詳細 http://spi-net.jp/monthly.html
万年筆詳しい人なら、当然ご存知のお話なんじゃないかと思いますが、ペリカンの万年筆のどうしてペリカンのマークになったかの由来的な話に触れてます。
人から人へ、譲り渡るほど長い間使える文房具って万年筆以外、あんまりないんじゃないかと思います。(あ、ハサミとかもそうかな…)前に使ってたのは誰なんだろう、どういう経路でここにあるんだろう、古い万年筆を見ると、そんなことを考えてワクワクします。万年筆にかぎらず、古い物にすべて言えるかな。
どうしても始まりの話は万年筆にしたくて、二転三転ありましたが、ようやくかけたお話でした。
かの子は最初のネームではメガネをかけてたりして、今のビジュアルよりもっときまじめ女子でした。
万年筆を扱う人たちの雰囲気を知りたくてフルハルターさんとか、ユーロボックスさんとかに取材をさせてもらったりしました。
文房具、特に万年筆の世界は、相当なマニアの方が多いと思うので、そういった方たちにはものたりないかもしれませんが、私が万年筆素敵だな、って思った入り口はこんな感じの世界でしたので、形になってよかったです。
万年筆…そんなに本数要らない、と思いつつ、今、一個めちゃくちゃほしいやつがあって、ちょこちょこ見にいっては生存確認してるw
まだ売り切れてないんだけど、も、もしかして私を待ってるんじゃないかと勘違いしてしまうんですよね…。
あとちょっと我慢してそれでもまだあったら、運命だと思って手に入れたいと思います(笑)